2018/04/24

どのお父さんもお母さんも

矯正治療はお金もかかるし、出来れば自然にキレイな歯並びになって欲しい!

と思っているはず。

当たり前です。お金や通院の労力が無くとも

キレイな歯並びが手に入るならば、それに越したことはありません。

もちろん歯並びを乱す原因は、先天的な遺伝による要因が一番大きいです。

これはどうすることも出来ません。

でも、出来ることもちゃ〜んとあるんです。

基本は、口を閉じてしっかり噛む

よく噛まずに飲み込んでしまう子は、あごの骨の成長が不十分になり、

大人の歯が生えてくるスペースを狭くしてしまいます。

幼児期の食事は特に重要で、多少噛みごたえがある食事を日常的に食べることで

十分なあごの骨の成長を促すことが出来ます。

噛みグセをつけない

左右どちらかにむし歯があったり、いつも同じ側でしか噛まなかったりすると

あごの骨の左右で成長に差が出来てしまい、歪んだ顔貌になります。

キレイな歯並びは健康な歯から生まれます。

口で呼吸するクセを無くす

4歳くらいまでは口で息をするのが普通です。

その後は成長に伴い、だんだんと鼻での呼吸にシフトしていきます。

口呼吸には多くのデメリットがあります。

  • 風邪やアレルギーになりやすい
  • むし歯や歯周病になりやすい
  • 歯が着色しやすい
  • 口臭が強くなりやすい
  • いびきをかきやすい
  • 集中力が損なわれる
  • 顔つきや歯並びに悪影響がある

あごの発育が悪くなるため、歯が生えるスペースが不足します。

また、アデノイド顔貌といわれる特徴的な顔つきになります。

高田純次、いしだ壱成などの顔つきです。

  • 顔が長い
  • 下あごが引っ込んで、首との境界がわかりにくくなる
  • 唇が厚ぼったい
  • 鼻の下が長い

などなどが特徴となります。

口呼吸は蓄膿症や鼻炎などとも深い関わりがありますので

耳鼻科の受診なども大事になります。

悪癖を取り除く

成長に伴い無くならないといけない習慣がずっと残っていると

それも歯並びに大きな影響を及ぼします。

例えば指しゃぶりやタオル噛み、爪噛みなどなど。

他にも食いしばりのクセや舌を突出させて物を飲み込むクセなども悪影響となります。

これらは、本人が無意識に行っているので、

叱ったり脅したりしてもなかなか止めることは出来ません。

本人が、「止めることが自分には必要だ」と認識し、決意しなければならないです。

指しゃぶりなどは、5歳頃までに無くなればOKですので、

慌てすぎなくて大丈夫です。

お父さんやお母さんだけではあまりわからなかったり

どうしたら良いか悩むこともあるでしょう。

そんなときには是非お子様を連れて、ひじりデンタルクリニックまで起こしください。

そういったアドバイスやお話も歯医者さんのお仕事ですから!