2021/03/02

ひじりデンタルクリニックは令和3年3月1日より医療機関が施設基準に合致していると認可され「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」となりました。

医療設備・診療体制・治療実績・講習の受講実績など厳しい基準をクリアした医院のみ認定されます。

現時点では全国の歯科医院の10数%の歯科医院しか認められておりません。

これにより、より高度な歯周病治療やエナメル質初期う蝕の予防などを保険診療にて受けることが出来るようになります。

■施設基準とは?

・人員の充実

歯科医師が複数名、もしくは歯科医師と歯科衛生士がそれぞれ1名以上在籍する必要があります。

・ドクターの研鑽

医療事故や感染予防などの安全対策の研修と、認知症や高齢者の口腔管理に関する研修を受けた歯科医師が在籍する必要があります。

・地域医療との連携体制

地域の医療機関や保健医療サービスなどとスムーズな情報提供や連携を行える環境が必要です。

・訪問歯科や歯を長持ちさせるための治療の実績

過去1年間に訪問歯科を5回以上、歯周炎の治療を30回以上、補綴物維持管理の実績などが必要です。

・緊急時対応の設備

AED(自動体外式除細動器)、血圧計、パルスオキシメーター、救急蘇生セット、緊急時にも対応できる設備・機器が整っている必要があります。

・衛生管理の徹底

院内感染予防のために、衛生管理に必要な設備を整備し、患者毎の器具交換や徹底した滅菌処理を行う必要があります。

■保険診療で出来ることが増えます

従来は「出来たむし歯を削って治す」ことに重きをおいていた保険制度でしたが、か強診に認定された医院では予防を重視した診療内容について保険が適応されるようになりました。

・歯周病治療の管理

通常の医院では数ヶ月に一度しか歯周病安定のための治療を保険で行うことは出来ませんでしたが、ひじりデンタルクリニックでは今後、歯周病検査や歯面清掃、歯石取りなどを毎月行うことが出来ます。

・初期う蝕の管理

むし歯予防処置としてのフッ素塗布は通常の医院では3ヶ月に一度しか行うことが出来ませんが、ひじりデンタルクリニックでは今後予防処置としてのフッ素塗布を毎月、保険で受けられるようになりました。

・在宅医療、訪問ケア

身体的理由などにより通院困難な方の口腔機能向上のためのトレーニングや歯磨き指導などを、保険で行えるようになりました。

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として

これまでよりたくさんの項目に起きまして、むし歯や歯周病の予防や再発防止を目的とした予防処置を保険診療で月1回まで行うことができるようになります。これにより、食事や会話を満足に行い、見た目や他者とのコミュニケーションにおいてもストレスの少ない生活を行うことが出来るよう、お手伝いすることが出来ます。