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当院における新型コロナウイルス感染防止への取り組み
2020/05/07
ひじりデンタルクリニックでは新型コロナウイルス感染防止への様々な取り組みをしております。
などなど・・・
そもそも歯科医院というものは常日頃より様々な感染症のリスクに晒されております。
その為、歯科治療における唾液や血液などを介して、肝炎ウイルスやHIVウイルスをはじめとする様々な感染症から身を守るため、マスクやゴーグル、グローブなどの着用をはじめとする徹底した感染対策を行っております。
例えば、私は開院以来、席を立つごとに必ずグローブの交換を行っております。ひとりの患者の方の治療におきまして、3〜4回のグローブ交換を行うことも珍しくありません。
歯科医師を始めとするすべてのスタッフが、
「常にウイルスに感染しないよう」
「常にウイルスを広めないよう」
徹底した衛生管理を行っております。
その一環として飛沫感染防止の為、受付周りにアクリル板の設置を致しました。
さて、先日の朝の情報番組におきまして、日本歯科医師会、堀憲郎会長が明言しておりました。
「今日まで歯科治療を通じて患者の中での新型コロナウイルスの感染は1件もない」
そうなんです。日本において15000人以上の新型コロナウイルス感染者が出ておりますが、「歯科医院スタッフ→患者」あるいは「患者→患者」の感染報告は一例もございません。
(※歯科医院スタッフ→歯科医院スタッフの感染報告はあります)
どちらかといえば昨今の研究においては、例えばインフルエンザウイルスは口腔内の歯周病菌と結びつくことで感染力が強くなることがわかっています。お口のなかをキレイに保つことでウイルス感染を起こしにくくなるわけです。
考えてみればハミガキや歯石除去は、うがい以上に口腔内をキレイにするに決まってますから当然うがい以上にウイルス感染防止に役立ちます。
つまり、こんなときだからこそ歯科医院に行くことは感染防止に役立つと言っても過言ではありません。
さて。
歯科医師としての個人的見解を申し上げますと、現在治療中の患者の方には是非通院を継続していただきたいと思っています。治療延期による悪影響は大きいと思います。
メンテナンスや掃除の患者の方も予定通りの周期でのメンテナンスが理想です。ひいてはそれが感染防止につながると思います。しかし、新型コロナウイルスを心配されるお気持ちもわかります。こちらの場合は数ヶ月〜半年くらいであれば、延期でも大きな影響はないでしょう。
是非、こんなときだからこそ、より一層の口腔ケアを心がけたいものです。
古来より「病は口より入る」と申しますからね。