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舌ガンのお問い合わせが増えております

先日、2月19日にタレントの堀ちえみさんが舌癌を患っていることを公表されました。

そのニュースを目にされた方々から舌癌を心配されてお問い合わせを頂いております。

「舌が歯に当たって痛い」

「口内炎ができやすいし治りにくい」

「骨の膨らみが気になる」

などなど。

 

 

さてお口の中に出来るガンは発生部位により

  • 舌がん
  • 下顎歯肉がん
  • 上顎歯肉がん
  • 口腔底がん
  • 頬粘膜がん
  • 口蓋がん

などに分類されます。その中で堀さんの羅患した舌癌が一番頻度が高いですが、すべて合わせても一般的な体にできる癌全体の1〜2%と言われており、頻度はそれほど高いものではありません。

 

堀ちえみさんの場合、医師や歯科医師が3名もお口の中を確認していながら癌と見抜けなかったことは不幸としかいいようがありません。

 

私は勤務医時代から通算して、舌癌を3例、下顎歯肉癌を1例発見しました。

また、前癌病変と言われる、放置しておくと癌に移行しやすい病変に至っては発見件数は数え切れません。

これは一般開業医としては非常に多いほうだと思います。

ステージ1が2例、ステージ2が1例。

そしてステージ3以上と思われる方が一例となります。
(何故断定できないのかはこのあとお察しいただけます)

 

癌というのは告知されるとかなりの衝撃として患者さんに伝わりますので、精密検査を受けていただき確定的になるまでは「癌の疑い」ということすら私は本人には報告いたしません。

「デキモノがあるけど、悪いものだと怖いから早めに精密検査を受けましょう」

という具合に、やんわりと可能性を伝えるにとどまります。

経験上、この「やんわりと伝える」のが重要で、ある程度のシリアスさが伝わらないと受診していただけませんし、驚かせていまいすぎてもいけません。

 

おひとりだけ、「検査や大病院がおそろしくて・・・」と、

精密検査を受けていただけない方がいらっしゃいました。

その方は「疑い」の域を超えており、「おそらく癌でしょう」という状況の方でしたのでご家族にもお電話にて検査をおすすめ致しましたが、私が紹介した先には受診していただけておりませんし、当院にもそれ以来いらっしゃっておりませんのでどうなったのかはわかりません。

その他の患者さんたちはみなさん精密検査を受けていただき、手術や抗癌剤治療により完治しておりますし、定期健診に通っていただいております。

 

ひじりデンタルクリニックでは口内炎や舌の痛みや傷などのご相談も承っております。

治らない口内炎や頻発する痛みをお持ちの場合、遠慮なくご相談ください。