⼊れ⻭はお年寄りだけのものではありません

⻭を失ってしまった場合の治療法として最も⼀般的なものが⼊れ⻭です。

⼿術が必要なインプラントや、両隣の⻭への負担が⼤きいブリッジと⽐較しても、⾝体への負担が少なく安全な治療法だといえます。
患者さまひとりひとりのご要望に合う⼊れ⻭を、丁寧に時間をかけて製作いたします。

⼊れ⻭・義⻭

⻭が抜けてしまった部分を補う⽅法の⼀つに⼊れ⻭があります。
⼀般的に⼊れ⻭には部分⼊れ⻭と総⼊れ⻭があり、取り外しのできるタイプをいいます。
⼊れ⻭の⼤きさ、⻭ぐきの状態、残っている⻭の本数などには個⼈差があります。
新しい⼊れ⻭を使って⾷事や会話をするためには通常数回の調整が必要になります。
⼊れ⻭はあくまで義⻭(道具)であり、
それを使いこなすためには、それなりの訓練と期間が必要になります。
⼊れ⻭・義⻭イメージ

メリット

  • ⼿術の必要がないため、ほとんどの⽅に治療を⾏うことができる
  • 短期間で治療ができる
  • 保険が適⽤できる

デメリット

  • 装着の違和感があり、痛みを伴う場合があります。
  • 留⾦で固定しているため安定が悪く、⻭と⻭茎の隙間に⾷べ物が挟まることがある
  • ⻭が抜けた部分の⾻が次第に痩せて⼊れ⻭が合わなくなる
  • バネをかける⻭に負担がかかる
  • 噛む⼒が天然⻭と⽐べて部分⼊れ⻭では30〜40%、総⼊れ⻭では約10〜20%に低下する

⾦属床義⻭

⻭⾁や粘膜に触れる部分が⾦属で作られている⼊れ⻭です。
⾦属にすることで強度が⾼く、薄くすることができるので、丈夫で違和感が少ないことが特徴です。熱が伝わりやすく、⾷べ物の温度を感じやすいという特徴を持っています。
⾦属床義⻭イメージ

メリット

  • 薄いため装着時の違和感が少ない
  • ⾷べ物の温度が伝わるため、⾷事が美味しく感じる
  • 強度があるので、割れにくく丈夫
  • 安定しやすく、外れにくい

デメリット

  • 修理がなかなかできない場合がある
  • ⾃費治療のため⾼価
  • ⾦属アレルギーになる可能性がある

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーというのは留め具を使⽤しない部分⼊れ⻭です。
⾦属を⼀切使⽤しないので、⾦属アレルギーの⼼配もありません。
留め具がないため⼊れ⻭であることが⽬⽴ちにくく審美性に優れており、⾒た⽬が⾃然です。
ノンクラスプデンチャーイメージ

メリット

  • ⾦属バネを使⽤しないので装着しても⽬⽴たない
  • 柔らかいので違和感がない
  • ⾃費治療の⼊れ⻭ですが、⽐較的安価
  • ⾦属アレルギーの⼼配がない

デメリット

  • 定期的に作り直す必要がある
  • 壊れたときの修理が難しい
  • 素材の耐久性が低い

⼊れ⻭治療の流れ

  • ひじりデンタルクリニック入れ歯治療の検査イメージ

    検査

    ミラーや探針などの専⽤器具を⽤いて、⻭や⻭ぐき、あごの⾻の状態をチェックし、レントゲン撮影、CT撮影、スタディモデルの採取(お⼝の型取り)を⾏います。
  • ひじりデンタルクリニック入れ歯治療の治療計画イメージ

    治療計画

    検査結果を元にお⼝がどんな状態なのかをご説明します。
    お⼝の状態に合わせて具体的な治療⽅法や、提案する治療⽅法のメリット・デメリットとともに、治療にかかる費⽤や期間についても分かりやすくお伝えします。
  • ひじりデンタルクリニック入れ歯治療の⼊れ⻭作成イメージ

    治療・⼊れ⻭作成

    ⻭周病や⾍⻭がある場合は、まずそちらの治療を⾏います。
    患者さまのお⼝の型取りを基に模型を作製し、その模型と咬合器を使って噛み合わせの位置を決めます。⻭科技⼯所で⼊れ⻭作製を依頼します。
  • ひじりデンタルクリニック入れ歯治療の⼊れ⻭完成イメージ

    ⼊れ⻭完成・メンテナンス

    完成した入れ歯を装着いただき、噛み合わせや見た目に違和感がないかを細かくチェックしながら調整を行ないます。
    入れ歯を長く使いやすい状態に保つためには定期的なメンテナスを実施することが欠かせません。